外壁の補修塗装のために購入したもの

自宅は2階建の戸建で、風雨が強く当たる1面だけ外壁の劣化が速い。 少し延命して業者にお願いするタイミングを他の面と揃えられるといいなと思い、自分で塗装してみた。

9月末から始めて雨が降っていない休日に試行錯誤を繰り返し、3ヶ月弱で完了。 足りないものを買い足しながら進めたため、軌道に乗るまでが長かった。 振り返りつつ購入したものを挙げてみる。

掃除道具

高所壁面の洗浄をどうしようかあれこれ考えたが、最終的には塗装用のローラー軸をひとつ加工して洗車用スポンジを取り付け、延長柄で伸ばして擦るようにした。ローラー軸と延長柄は後で挙げる。

汚れを浮かせた後は普段使いの散水ホースで洗い流した。

剥げかけた塗膜もそれなりには落とせた。十分ではないと思うが妥協。

塗料(ペンキ)

アサヒペンの水性塗料とシーラーを使用。 補修目的のため、元の色にできるだけ近い色がほしかった。しかし塗って乾かしてみないと判断できず、近そうな色を少量ずつ購入して試した。 最終的にはサンドストーン、アイボリー、バーチブラウンを3:1:少々の割合で混ぜて使用した。

刷毛・ローラー

広いところはローラー、細かいところや試し塗りは刷毛を使用。初めは再利用できないか考えていたが、汚水の懸念があり使い捨てに落ち着いた。

延長柄を2種類と刷毛用のジョイントも購入。

塗料の取り出し・混色道具

缶から塗料を掬い出す用途でカンロ杓子を購入。モノタロウのレビューを見て決めた。

ChatGPTに「ペンキを塗料皿に移すとき、普通はどんな道具を使うのでしょうか?」と聞いたら「ペンキスクレーパーを使用することが一般的です。」とのこと。間違いだと思っているけど、何か職人技がある?

ローラーで塗るときはバケット+使い捨ての内容器、刷毛だけで塗るときは使い捨てのカップを使用した。 カップに付属していた混ぜ棒はバケットでも役に立った。

金属製のトレーも購入。塗料が事あるごとに垂れる&新聞紙は風でめくれ上がるため、これでだいぶ楽になった。

その他の購入物

幅広のマスキングテープを購入し、水切りを覆った。高所のエアコン配管には貼れなかったため、そちらはがんばって避けた。

凝固剤も1袋だけ購入しておき、最後に残った塗料の始末に使用した。

この他にビニール袋、ビニール手袋、古新聞、ウェットティッシュなどはストックを使用。 塗料が水性だったため、ウェットティッシュ(シルコットピュアウォーター)で拭けばだいたいリカバリーが効いた。

道具が足りない以外で気になったこと

題意からずれるが、せっかくなので印象に残ったことだけ。

  • 壁面に直接日光が当たると色の違いがわかりづらくなり、塗料の色や剥げた箇所の確認が難しくなる。
    • 晴天なら壁面が影になる時間帯、できれば曇天の方が作業しやすい。
  • 気のせいかもしれないが、虫が寄ってきやすい。溶剤の匂いが好きなのだろうか?
    • 赤とんぼ(アキアカネ)の群れが塗りたての壁面に次々くっついたときは焦ったが、力強く飛び立っていった。

以上。